もうすぐクリスマスですね。でもウキウキ〜ワクワク〜だけでなく、色々なクリスマスがあって良いと思います。ちょっと普段と違った雰囲気を味わいたい場合のオススメのクリスマスソングです。
1.悪魔のメリークリスマス(完結編) 聖飢魔II
悲しいけれども世界中を見渡せば、キリスト教のクリスマスだろうが、イスラム教のラマダンだろうが関係なく、終わらない争いがあったりします…。
争いが絶え間なく続く 飢えた子のまなざしは 銃声に呑まれ
平和のため 自由のため 自分らの神のため
Merry Xmas それは何の日? 群がる蝿を追う 余力なく
Bastard Xmas 祈り虚しく 崩れ落ちる我が家 燃え上るよ
母を焼く炎 胸がえぐられる
悪魔だけど、讃美歌のような、ゴスペルのような、デーモン小暮閣下の壮大に響き渡るヴォーカルが素晴らしい。
悪魔だけど、この凄惨な光景を眺めて、喜んでいる訳ではない…
おそらく、人間の愚かさ、虚しさを嘆いているのだと思う…
2.Merry Christmas Mr.Lawrence Ryuichi Sakamoto
静謐で美しいピアノ。クリスマスがテーマだけど、どことなく和風な雰囲気を感じる。 五・七・五の俳句や短歌にも似たようなメロディー。ヒラヒラと桜が舞うような印象も受ける。
大学の図書館で『戦場のメリークリスマス』の映画を観てみたことがあって、とても印象には残っているんだけど、あの、ビートたけしのラストのセリフや表情とか。だけど、この映画については、ちょっとうまく解説できない…。戦場の…って確かに戦時中の話ではあるけど、日本軍と米軍が激しく戦闘中っていう舞台ではない…。ただ、特別な時代、場所、環境下の人間模様…。うん、やっぱり、まだ解説はできない…。感じるものはいっぱいあったが、言葉にしづらい。
そんな映画に、この美しい曲というのがね…またね…スゴイね…(ブログ書いてるクセに語彙力がない…)
3.シャロン ROSSO
サンタクロースが死んだ朝に ダダリオ・カマロがくれた
キャンディ・ハイウェイ 青いマシンガン
カーブを曲がりたくなかった ハンドルから手を離した
冬の星に生まれたら シャロンみたいになれたかな 時々 思うよ 時々
ねぇ シャロン月から抜け出す 透明な温度だけ
欲しいよ それだけ それだけ
全てのパートの疾走感が最高に気持ち良いし、カッコいい〜♪
ライブだとさらに疾走感が増すという…。制御がギリギリできてない…、カーブを曲がりきれないようなスピード感がたまらなくカッコいい。
醜いものに溢れた世界で、美しいものを渇望しているような、そんな感じがします。
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4.惑星基地ベオウルフ GOING STEADY
以前にもブログで取り上げた名曲ですね♪
死にそうな寒さの中で精神が研ぎ澄まされて、美しいものが、より一層美しく輝いて見えているんだろうな〜と感じる歌詞です。
クリスマス・イヴまでに あの娘に告白できるかなあ
この命と引きかえに こんなに素晴らしい世界を送ろう
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それでは、少し早いですが、良いクリスマスを〜。